【選考通過率100%】就活用ポートフォリオ|魅せ方の極意編

 

どうもこんにちは、ムッシーです!

 

今回は21卒コロナ禍就活でクリエイティブ職を志望した私が、実際に使っていたポートフォリオの<魅せ方の極意>についてご紹介したいと思います。

 ワンランク上の出来を目指すなら欠かせない重要なポイントばかりを集めました。

 

 

 

 その前に少し自己紹介。

ムッシーは現在、東京学芸大学の美術科で現役在学中です。

大学では教育学部に所属し、グラフィックデザインを専攻しながら大学ホームページの記事を編集・デザインしたり、

フリーのグラフィックデザイナーとしてお仕事を貰って活動しています!

 

<どうして学芸大?|なんで難関美大を蹴って学芸大美術に?から

 

ムッシー流ポートフォリオから読み解く

評価を上げる5つの極意


① グリットを意識した画面構成

 

 

右のようにアイテムを整頓するような場面以外にも、どんなページもグリットを意識してデザインをしています。

また、画面いっぱいには配置せず、A3なら3cm程度、A4なら1.5cm程度天地左右の余白をとると美しいです。

 

 

<ちょっと技術的な話>

Illustratorを使って制作している人はガイド線を使います。

 

InDesign を使っている人はデフォルトで設定されているマージン(余白)のガイド線を1ページ目である程度使いやすいように設定しておけば、そのガイド線の設定をそのままコピーして使い続けることができます。

 

実際に印刷した時の印象によりけりですが、真ん中のノド付近は気持ち余白多めに設定するとバランスが良いです。

これは例外なんですけど(^^:)

 

 

 

 


② キャッチコピーで引き込む

 

雑誌を立ち読みしていて、ぺらぺらとめくっていたらつい気になって読んでしまうことありませんか?

 

目指すはあのレベルの小見出しです。

 

キャッチコピーの下の文章は読まれなくて当然、読んでもらえたらラッキーくらいに思っておいて、小見出しに思いの丈を全て託します。

 

 

 

 


③ 余白で目線を操る

 

余白を制する者はデザインを制すと言うほど、余白はとっても重要です。

 

こちらが見て欲しい流れの通りに見る人を誘導するには、文字やアイテムを大きくして注意を引いたり、色を変えて目立たせるよりも余白の流れをつくることが有効です。

 

 

例えばこのページは、最初8つのイラストがバックの丸なしに並んでいました。するとパッと見でイラスト8つをひとつの塊として認識してしまって、あまりイラストの詳細まで目が行き届いていませんでした。

 

そこでバックに丸を配置したところ、目線の流れができて風通しが良くなったのです。

 

 

 

このようなちょっとした工夫で意のままに目線を操れるページにすることができます。

 

 

 

 

 


④ 課題解決のプロセスを取り上げる

 

主に学校の課題で指定された条件や、制作する上で自分が課題と感じたことなどを自身の思考プロセスと一緒に紹介するといいと思います。

 

 

一般的な面接でも、課題解決のフレームワークを話すと良いと言いますがまさにそれをポートフォリオに応用して落とし込んだものです。

 

 

これは面接に進んだ時に、自分の課題解決のプロセスを深掘って聞いてもらえるように意識的に種をまいておく狙いがあります!

 

 

ここがアピールできれば面接官は「この人は実際に仕事をしたらこういう思考で課題を解決する人間なんだな」と具体的なイメージをしやすくなり、採用した時のことをよりリアルに想像できるようになります。

 

 

 

 

 


⑤ 詳しく説明しない

 

これは面接術でもよく使われる心理的テクニックです。

 

あえて多くを語らず、「どういうことなんだろう?面接の時に聞いてみたいな」と思わせる種をまいておくという手法です。

 

 

 

基本的に試験官はポートフォリオを流し見しているので、良くてもキャッチコピーをちょこっと読むだけでしょう。

 

 

でも読んでみたら、「続きは明日の朝刊で!」的な感じで答えを保留にされたらどうですか?

  

 

 

 

本当に伝えたいことは自分の言葉でしゃべらせるように持っていけば、そこにかける言葉以上の熱意が伝わるに違いありません。

 

 

 

 

 



まとめ

どうでしたか?

 

「グリッドを意識する」や 「キャッチコピーで引き込む」や「余白で目線を操る」などは私もチラシ作りなどのお仕事で日頃から気をつけてることです。

 

グラフィックデザインは一瞬の瞬発力が勝負ですから、日頃からインパクトの強い言葉を収集しておくと良いと思います。

また、個人的にデザイナーの力量を感じさせるのは「余白」だと思うので、そこを研究して詰めるのもクオリティを格段に上げると思います!

 

 

 

 

今回はここまで。本格的に作っていく人は構成の極意編を参考にしてください!