【選考通過率100%】就活用ポートフォリオ|あるある質問編<前編>

 

どうもこんにちは、ムッシーです!

 

今回は私がポートフォリオを作るときに「こんなこと誰に聞けばいいの・・・!?」となったあるある質問<前編>について経験を交えたQ&A形式で答えていきたいと思います。

 

どんなふうに、何回くらい作り直したか?など苦悩の戦いの模様をリアルに再現してみたので、少しでもこれから就活を迎える方の参考になれば幸いです!

 

 

 

 その前に少し自己紹介。

ムッシーは現在、東京学芸大学の美術科で現役在学中です。

大学では教育学部に所属し、グラフィックデザインを専攻しながら大学ホームページの記事を編集・デザインしたり、

フリーのグラフィックデザイナーとしてお仕事を貰って活動しています!

 

<どうして学芸大?|なんで難関美大を蹴って学芸大美術に?から

 


ポートフォリオあるある質問|前編

いまさら聞けない!これってみんなどうしてるの?

Q1. いつから作り始めたらいい?


A. クリエイティブの採用は早いです。インターンでの提出も念頭において2年生の10月頃から作り始めるのが吉!

最近は就活の期間がどんどん前倒しになってきているので情報解禁間近になってせっせこポートフォリオをこしらえていては、絶対に間に合いません。やっちゃだめです。

 

 

 

なぜなら、ポートフォリオ作りは思っているよりはるかに時間とお金がかかるからです。作品が十分にあればいいですが、少ない場合は追加で作る必要がありますし、昔の作品は手直しが必要かもしれません。

また、応募する企業の業界によってポートフォリオの構成を変える必要もあります。

 

 

 

特に、夏のインターンに応募するなら必要条件になる可能性が高いので早めに着手するのが吉です。

インターン勢じゃなくても、2月・3月になると企業主催のポートフォリオ添削付き説明会なるものがあったりして、そこである程度完成されたものを出して最終添削を受けるくらいのスケジュール感で動くのが理想的だと思います。

 

決して舐めてかかってはいけません!><

 

 

 

 

 

 

Q2. どんなふうに、何回くらい作り直した?


A. 私はデザイナーさんやOGさん、同期の友達に見てもらって4回くらい作り直しました。

①記念すべき1号が誕生

(3年生の1月)

最初はA4ファイル左側に作品のタイトル、依頼者、担当役割を書いたコピー用紙を、右側に過去の作品の現物を差し込んでいくだけのポートフォリオでした。

 

 

作品も現物を差し込んでいたので替えが効きませんし、40ポケットのA4ファイルがパンパンになるくらい分厚くて重くて、中身が溢れ返りそうなサンドイッチみたいなポートフォリオでした。

 

 

 


②デザイナーさんに見てもらう

(3年生の2月初旬)

企業主催のポートフォリオ添削付き企業説明会に参加して、指南を受けました。「たくさん作っているんだね・・・どうしたらいいもんかね・・・」と一緒に悩んでくださり、

 

  1. 目次をサムネイルにしたらいいこと 
  2. 文章は少な目がいいこと 
  3. 作品は厳選したほうがいいこと
  4. 人が思いつかないような工夫をしたらいいこと

 

を教わりました。

ここで頑張ってOG訪問の予約も取り付けました!

 

 

 

 


③OG訪問に向けて修正する

(3年生の2月中旬)

始めての本格的なポートフォリオ作り。

かなり大胆なテコ入れが必要ということもあり、相当レイアウトに悩みました。

 

注目をしてもらうには人が思いつかないような工夫をしたらいいというアドバイスのもと、いっそのこと切り抜きをいれたり面白いポートフォリオにしたらどうだろう!と途中から遊び出したりして・・・今思えばかなり恥ずかしいポートフォリオでした。

 

 

 

 

 


④自信満々の2号ができる

(3年生の2月末)

表紙は切り抜きにして次のページが透けるしかけをつくったり、全体を白背景にして統一感のあるレイアウトに変えたり、説明少なめで写真やイラストを増やすなど自分なりにたくさん工夫をしました。

 

 

出来た直後は「普通の人と違う」感に謎に自信がありました。(厨二)

 

 

 

 


⑤OG訪問で衝撃的な指摘を受ける(3年生の2月末)

②で見てもらった企業のデザイナーさんにOG訪問。

OGの方は武蔵美の視覚伝達デザイン出身で、特別にその方のポートフォリオも見せていただきました。

 

 

なんとそこでわかったのは、

美大はみんなA3で出してくるということ。

OGさん:「A4でも悪くはないんですけど、私の周りの子もみんなA3で出してたし、本番でA3がたくさん並ぶことを考えたらA4はちょっと見栄え負けするかも・・・」

と!!

 

 

かなり基礎的な情報収集不足でした・・・

ここで本番前にかなり大きな舵切りが必要になりました。

 

 

 

 


⑥4徹して修正する

(3年生の3月初旬)

サイズ以外にも、OGさんのポートフォリオからはとてもたくさんのことを学びました。例えば、

 

  1. 説明に見出しをつける
  2. パートを設定して扉をつくる
  3. 余白と見る人のリズムが大事
  4. 企業によって見せ方変えたほうがいい

 

最後に「きっとあなたならポートフォリオ審査通過できるよ!一緒に働けるといいね!がんばってね!」と(::)

頑張ろうと思いました。

 

 

 

 


⑦A3の3号ができる

(3年生の3月中旬)

他の美大生やデザイナーさん、OGの方から学んだことを踏まえて改めてレイアウトの再構成をすることになりました。

 

ここで大きなヒントとなったのが、画集・作品集のレイアウトです。すでに世に出回っている出版物は当然プロのデザイナーが作ったものです。自分で頭を捻らせて、同級生そこらのアマチュアの大学生がつくったポートフォリオを参考にするよりも、プロがつくったデザインを参考にすればいいじゃないか!と思ったのです。

 

結果としてこのおかげでかなり大きな跳躍ができたと思います。

全体の構成から、ページレイアウトまでかなり参考になりました!

 

 

 

 


⑧同期の友達に指摘してもらう

(3年生の3月中旬)

提出期限が迫るなか、最後の総仕上げということで同じグラフィックデザイン研究室の友達に、見たままの率直な感想を求めました。

 

デザインを勉強しているだけあって、私の制作中のジレンマを理解しながらも、初めて見る人がどういう風に感じるのか、私が気づけなかった分かりづらさや違和感を繊細に感じ取って指摘してくれました。

 

 

文字と色の組み合わせが与える印象など、初見でないと感じ取れなかった視点もあり、とても参考になりました。

 

 

 

 


⑨友達と細かい修正を繰り返す

(3年生の3月中旬)

友達の指摘を聞きながら同時に付箋とペンを用意して、そのままポートフォリオに直接赤入れをしました。

 

「なんか違和感」と言ってもらったところはその違和感が解消されるようにレイアウトを変えたり、文字組を変えたりして修正する度に友達に見てもらって細かい修正を繰り返しました。

 

 

 

 


⑩最終修正を経て4号ができる

(3年生の3月下旬)

やっと完成しました!

 

実はここで提出期限2週間前。

というのも、提出期限ぎりぎりのポートフォリオは志望度が低いとみなされて見てもらえないという噂があったので(あくまで噂)かなり余裕を持って出すことを心がけました。

 

恐らくみんなぎりぎりまで作り込むと思うので、早めに出すのはいい作戦だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 


Q3. A3ファイルはどこで買える?


A. ネット通販で買いました。世界堂は△でした。

画材といえば真っ先に世界堂を思いつくと思いますが、A3ファイルに関してはお取り寄せになると言われました。

その後文具屋さんを5店舗回りましたが、透明のA3ファイルを置いているところはありませんでした。

 

世界堂でお取り寄せた場合の値段も見せてもらったのですが、ネット通販で送料込の値段とそんなに変わりませんでした。

 

 

 

 

 

 

Q4. ポートフォリオはファイルでいいの?製本すべき?それともWebサイト?どれがベスト?


A. 製本する必要はない。ファイルで十分。Webサイトはあったほうが何かと便利!

これは企業説明会でもよく質問に上がっていたことですが、企業側の回答としては多くの場合で「ファイルで結構」。

製本が望ましいとは聞きませんでした。むしろ、ポートフォリオは返却できないのでお金をかけて製本されても申し訳ない、と。

 

 

また、デジタルクリエイティブ系の職種なら紙のポートフォリオで提出する人は少ないようです。

UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナー志望であれば尚更、自身のウェブサイトをポートフォリオがわりとしてサイト自体をデザインして、URLを提出するという形が一般的になっているように感じます。

 

 

私もGRAPHIC WORKSのページをポートフォリオがわりに使っていました。急な要求でも、サッと見せられますし、ページ的制約もないのでとても便利です。これからはこっちが主流になっていく気がします。

 

 

 

 

 

 

Q5. Webサイトをつくるならおすすめのサイトは?


A. 使いやすさで選ぶなら圧倒的にJimdoがおすすめ!

私はワードプレスとかまだ全然勉強できていなくて、いろいろホームページが作れるサイトを試してみたのですがイマイチ操作性が自分に合いませんでした。

 

でもこのジンドゥーならほんっとにで何の知識がなくても簡単にホームページが作れます。

 

いろいろ見てみて、一番わかりやすく使いやすく良心的だと感じました。自分だけのドメインも作れますし、通販も簡単に始められるので本格的なお店のホームページにももってこいです。

 

▼これです!おすすめのやつ

 

 

また、ウェブデザイナー志望なら、ワードプレスなどを勉強して1から環境を構築した方が評価が高いと思います。

 

実際にとあるウェブデザイナー採用の面接では、スマホ端末・タブレット端末・PC端末それぞれのインターフェースに合わせてデザインをしたものをその場でデモンストレーションしてもらうと聞きました。

 

これからはこういったプログラミングの知識を持っていることがデザイン界の前提になっていきそうです。

 

 

 

 今回はここまで!

続きは【選考通過率100%】就活ポートフォリオ|あるある質問<後編>